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興聖寺(こうしょうじ)は、京都市上京区にある臨済宗興聖寺派本山の寺院である。山号を円通山と号する。本尊は釈迦如来。古田重然(古田織部)により、虚応円耳を開山として創建。曾我蕭白とその一族の菩提寺。織部寺(おりべ寺)とも呼ばれる。 == 歴史 == 世良田(現群馬県太田市)の長楽寺出身の禅僧・虚応円耳が文禄年間(1592 - 1595年)に開いた大昭庵という小庵を前身とする。慶長8年(1603年)、古田重然が虚応を開山として興聖寺を創建した。後に後陽成天皇および後水尾天皇の勅願所となる。当初は顕密兼修の寺院であったが、元禄14年(1701年)に禅宗寺院となる〔久野治『古田織部の世界 新訂』、鳥影社、2012、p.239〕。天明の大火(1788年)で焼失するがその後再興された。本堂には本尊釈迦三尊像のほか、愛宕神社旧本地仏の地蔵菩薩像(勝軍地蔵)、藤堂高虎寄進と伝える達磨像などを安置する〔『昭和京都名所図会 5 洛中』、p.175; 『京都の禅寺散歩』、pp.263 - 265〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「興聖寺 (京都市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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